福島第一原発 現状と今後とるべき対応策 (大前研一ライブ580)
これの20分位から、原発を中心にポイントを文字に起こしてみた。素人による間違い、誤字脱字にはご容赦を。
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分けて考えるべき言葉の定義:
核爆発:
再臨界:メルトダウンした燃料が再度臨界(ねずみ算式に起こる核分裂反応。)すること。放射線量大幅増大=近寄れない。熱量増大。この臨界を制御しここで得た熱エネルギーが、タービンを回し電力に変換される。
制御棒:ホウ素系の物質で作られる。中性子を吸収するため、臨界を抑える。ホウ酸をまくのもこのため。
暴走:臨界を制御できないことっぽい。制御棒で中性子を吸収できないこと。これって、臨界してその後・・・ナニ??と考えてしまう。熱量増大で高温高圧、格納容器を破るほどの爆発で、放射性物質の大飛散だろうか??う~~ん。と思っていたらどっかのブログにこんな文章が、暴走は原子炉内の出力が異常に上昇し、臨界制御が不能な状態に陥ること。と書いてあるw また、核暴走は膨大なエネルギーを瞬時に生成し、核爆発に至る可能性がある。ともある。遅発臨界という感じだろうか。とにかく、俺の脳みそがついていけなかっただけか。。。
チェルノブイリ原発事故:水素爆発の説。即発臨界で大量のエネルギーが放出された説。黒煙火災。爆発はあったが、問題は放射性物質の大飛散。原爆とは違う。
原爆:
水爆:核分裂反応ではなく核融合反応を利用した爆弾だったかな?威力は原爆より強大。
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福島第一原子炉の現状 3/27時点の動画
1.2.3号機、4号機の使用済み燃料(冷却プールにある)
・多分3基とも炉心溶融(メルトダウン)している可能性大
-タービン建て屋の線量 線量が多すぎる
-海水の汚染 線量が多すぎる
-黒煙 格納容器の下の何かを焼いた?人口岩(マンメイドロック)? 設計上、ステンレスなどのため燃えるものはないが、電気孔などの樹脂が燃えたかも・・・と大前氏はチラリと言っていた。
・恒常冷却なしに石棺には持ち込めない(3~5年) 外国は放射線拡散をいやがり、石棺を主張。
チェルノブイリの石棺はひび割れが発生、25年後の現在。
・廃炉は免れない(5~10年後にコンクリ漬け)
・冷却は続けなくてはならない 10年経ってもポカポカ温かいしろもの。オーバーヒートはない。
・再臨界の危険性が完全に除かれたわけではない 水は注入し、できるだけホウ酸(ウランの核分裂
反応を抑制、中性子を吸収)を注入
・現場での作業は危険・限定的
・放射能の拡散はしばらく続く 炉心暴走か放射能拡散か?どちらかを選択しなければならない。
メルトダウンして格納容器?に穴があいている可能性が高い。格納容器が爆発→放射性物質大飛散よりはマシ。
・冷却プールにある使用済み燃料はいずれ搬出しなくてはならない
放射線量のグラフより
3/15, 3/16の線量が異常に高い。使用済み燃料にしては異常。
メルトダウンの可能性大。圧力容器、格納容器が破損した可能性がある。
それ以後、線量は大幅下降で落ち着き。量があるので、取り扱いを間違えると再臨界の可能性がある
。
今回考えられる「停止炉心」の事故
・再臨界(excursion) vs 溶融(メルトダウン)
・溶融 vs 燃料被覆管破損(酸化)
保安院:メルトダウンではなく燃料被覆管破損と言う
燃料棒(ウラン)と制御棒(ハフニウム)が一緒に溶ければ、中性子を吸収してくれる。
制御棒が先に溶ければ、制御棒がなくなるので核暴走になる。
燃料を包んでいるのは、ジルコニウムとすずの合金=ジルカロイ2
燃料棒が溶けるほどの温度であれば、圧力容器は一瞬で溶ける。
・溶融 → 圧力容器底部に集合・再臨界 → 暴走
底部は丸い。臨界の容積になりやすい。平らだと臨界になりにくい。
爆弾はまん丸。核反応(臨界)→ 飛び散る → 止まる → 底部に戻り → 核反応 →・・・。逆富士山型が次にヤバイ。
・溶融 → 炉心溶融 → 格納容器に落下(象の足)
平らなところで広い。臨界後、格納容器内で飛び散って終わり。おかしくなることはない。
・格納容器底部を溶融 → ロック(人口岩)到達 → 水漏れ
ロックで燃料は止まるが、何か燃やす可能性。黒煙発生した。
・格納容器底部に富士山型に蓄積 → 再臨界 :このケースを想定しホウ素を狂ったように注
入
飛び散って終わり。
・燃料集合体溶融 → Hf制御棒溶融 → 再臨界 :このケースを想定しホウ素を狂ったように
注入
・その他の事故:冷却水喪失(今回はコレに近い)、制御棒挿入不可(今回は挿入した、挿入しないと核暴走)
参考)融点 ウラン酸化物(燃料棒)2700C、ハフニウム(Hf)(制御棒)2222C
ジルカロイ2(燃料棒を包んでいる合金)1850C、 鋼鉄(圧力容器)1535C
今のところ、水にホウ酸を混ぜてつっこむ
米国政府の動き
・早くから独自に情報把握(vs日本政府・東電) 偵察機など
・炉心溶融を覚悟 米国メディアから
・避難地域を50mileに、その後名古屋以西に
大前氏は2011/3/27時点ではその必要はない。米国にはガイドラインがある。
・大使館を大阪に
・在住米国人にヨウ化カリウムを配布 念のためのもの。次にシグナルを出したら飲むこと。勝手に
飲むな。副作用が強いから。免責にサイン
・福島の真水消化と放射能の飛散防止を要求
・石棺推奨(ロシアも共同歩調)
チェルノブイリの石棺は現在、ひび割れが発生。
高濃度放射性廃棄物。原子炉で燃えてたものだから。
高濃度放射性廃棄物
・通常はプルトニウムなど抽出後、地下800~1000mに永久埋葬
・日本海溝1万mに(ドラム缶+セメント棺)で廃棄はNG
プレートとプレートの間。反対論者:ドラム缶サビとセメントボロボロ→魚へでNG
・チェルノブイリの石棺はボロボロとなり雨水などにより20年で生態系へ浸食:再構築を検討中
・スリーマイルは10年以上経過してコンクリ漬け
・福島第一は
-炉心はスリーマイル方式(燃料は多分取り出せない)
-冷却プール中の燃料はキャスクに入れて搬出
-プルトニウムの抽出をあきらめて高深度地下に永久廃棄(ロシアのツンドラ地帯を交渉するしか
ない) 人が100kmはいない所がある。福島原発サイトは永遠に放棄。3kmか5kmか?
冷却が必要。テントなどで遮蔽か?
原子炉燃料の処理@福島第一 (原子炉燃料の一生)
・原子炉の中で燃える 2~3年
・建屋内冷却プール 数年 使用済み燃料プールのこと
・共用使用済み燃料プール 数年~10年 使用済み燃料プールとは別にある5,6千本
・キャスク保管 数年 搬出待ち
・中間貯蔵庫 @ムツ いっぱいいっぱいで溢れている
・プルトニウム・ウラン混合酸化物@六ヶ所村 運のいい一部だけ再処理
・永久貯蔵施設 800~1000mの地下 永久
中間貯蔵施設がいっぱいいっぱいで、永久貯蔵施設がない。経産省はストップをかけるべきだった。
福島、茨城は全県・・・出荷停止
こういうべきだった↓
年間許容量を超える放射線がxxから検出されました。xxを毎日一年間にわたって食べると問題が
出るかもしれません。念のため食べるときにはよく水洗いするなどご注意ください。また生産者の方
は、出荷毎に検査を受け、特に高い値のロットに関しては出荷を手控えてください。
計画停電への提言
全力で計画停電を辞めさせる必要がある。節電よりもピーク電力の削減
東電の現状 3500万kwh/夏のピーク6000万kwh
火力復活4000万kwh、東西グリッド最大125万kwh
夏までに4700万kwh つまりmax25%削減必要
1.サマータイム2時間 4.5%
2.曜日の平準化 7%
3.夏の甲子園中止 ピークが低くなる
4.大口料金のアップ
5.15%削減しない家庭にペナルティ
6.時間帯で料金を変える(8~18時を倍に)
7.夏休みの平準化(7~9月にならす)
注)4,5,6は東電が受け取るのではなく復興資金に
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